教職雑誌、南雲堂、教師用指導書等を取り扱い

瀬戸口明久によって執筆され、ナカニシヤ出版から2024年に発売される予定です。科学技術が発展した現代社会における災害の概念を再考察し、新しい「災害論」を提唱します。科学技術社会がもたらす新たな危機を、感染症や震災、原発事故、交通事故などの事例を通じて解析しています。

瀬戸口教授は、科学技術がどのように日常生活に災害を組み込んでいるかを明らかにしつつ、これらの災害がかつての自然現象とは異なる新しい形で現れていることを示しています。特に、COVID-19の例を引き合いに出しながら、パンデミックがどのようにして社会の日常に溶け込んでいくかを論じており、これが今後の新たな災害との向き合い方についての示唆にもなっています。

本書は京都大学での連続講義「立ち止まって、考える」の一環として執筆されており、科学技術社会における災害の日常化に対する洞察を提供します。講義では、環境史という視点から、人間と自然、そして科学技術の関係を再考し、新型コロナウイルスが社会に与えた影響を深く掘り下げています。

現代社会が直面する科学技術に起因する災害についての新しい理解を提供し、これからの災害への備え方や対応の在り方を考えさせる内容となっています。

教員向け書籍等の買取について

「こんなものはどうせ価値がない！」そう思って捨ててしまう前に、買取サービスを一度ご検討下さい。ご自身に取っては価値がなくとも、他人には価値があるかもしれません。汚れていても、傷があっても、希少価値は存在します。もしご不要なら、それを欲しい人に渡せたら嬉しくありませんか？まずは、ご相談頂けましたら幸いです。