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たつき諒氏によって書かれ、飛鳥新社から2021年10月に出版されました。作者が過去に見た予知夢を元に制作された漫画を集めたもので、特に「大災害は2011年3月」という表紙の言葉が記されていることで知られています。この予言が現実の東日本大震災と重なり、多くの注目を集めました。

元々1994年から1998年にかけて「ほんとにあった怖い話」および「恐怖体験」という雑誌で連載された作品をまとめたものです。1999年には初版が発行され、その後長らく絶版となっていましたが、ファンからの強い要望により完全版として再版されることとなりました。再版版では、新たな予知夢や解説が追加されており、たつき氏の個人的な「夢日記」からの抜粋も含まれています。

「私が見た未来」、「夢のメッセージ」、「縁の先」など複数の章が収録されており、各章では異なる未来のビジョンが描かれています。さらに、本書には「夢日記」の詳細な解説も含まれており、たつき氏がなぜ特定の夢を記録したのか、それがどのように彼の創作活動に影響を与えたのかが説明されています。特に、2025年7月に起こるとされる「本当の大災難」についての新たな警告も、多くの読者の興味を引いています。

たつき諒氏は、1975年に漫画家としてデビューし、その後多くの作品を発表してきましたが、1999年に漫画家を引退しています。引退後も彼の作品に対する評価は高く、特に「私が見た未来」シリーズは彼の代表作として数多くの読者に愛され続けています。

ただの漫画を超えた深いメッセージと予言を含む作品であり、読者に多大な影響を与えていることがうかがえます。

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