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アラバスターの手 マンビー古書怪談集の参考買取価格

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[ホラー]アラバスターの手 マンビー古書怪談集

2020年9月に発売です。

[著者や編集者など]

・A・N・L・マンビー

・羽田詩津子

参考買取価格は1,240円です。

2023年11月7日時点の参考買取価格です。

英国のライブラリアンであり書誌学者だったA・N・L・マンビーによる怪奇小説集です。マンビーは1913年にロンドンで生まれ、ケンブリッジ大学キングズ・カレッジ図書館フェローなどを歴任し、特に写本蒐集家トマス・フィリップス卿の伝記を含む書誌学関連の多数の著作を残しています。彼のこの怪奇小説集は、ナチスの捕虜収容所で書かれた作品を含み、戦後に出版されたものです。

本書は怪奇幻想や書物への愛が織りなす怪奇譚を集めたもので、翻訳は羽田詩津子さんが担当しています。羽田さんは「英国ちいさな村の謎」シリーズや「シャム猫ココ・シリーズ」、アガサ・クリスティの新訳など、ミステリやノンフィクションを数多く手掛ける知られた翻訳家です。また、本書には荒俣宏さんによる推薦文と紀田順一郎さんによる解説が寄せられています。

マンビーは、ジェイムズ風の怪談を得意とし、その作風はジェイムズの衣鉢を継ぐものと評されており、ジェイムズの系譜に連なる英国正調幽霊譚の一環とされています。彼が書いた作品は、M・R・ジェイムズやその他の怪奇小説作家への忠実さが特徴で、ジェイムズをオマージュした中でも特に高い評価を受けています。ジェイムズの怪談集からインスピレーションを得た作品が『アラバスターの手』にも含まれており、読み比べると興味深い発見があるかもしれません。

マンビーの経歴は、彼の書物愛を反映しており、ケンブリッジ卒業後には世界最大の古書店や世界最古の競売会社であるサザビーズに勤務しています。この時期に培われた古書や古物への知識が彼の作品に反映されていると考えられます。戦時中はナチスの捕虜収容所で過ごし、そこで怪奇小説を書いていましたが、その生活は比較的まともだったため、読書に没頭する余裕がありました。

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