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どうにもとまらない歌謡曲 七〇年代のジェンダーの参考買取価格

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[歌謡曲]どうにもとまらない歌謡曲 七〇年代のジェンダー

2022年6月に発売です。

[著者や編集者など]

・舌津 智之

参考買取価格は105円です。

2025年6月30日時点の参考買取価格です。

1970年代の日本における歌謡曲を通じて、当時のジェンダー観や社会的価値観の変遷を考察した書籍です。著者は、歌詞とメロディーの相互作用を通じて、時代の精神や社会の変化を読み解いています。

1970年代は、三島由紀夫の自決や学生運動の終焉など、社会的な大きな転換期でした。この時期、歌謡曲は「闘争につかれた男たちが自己中心主義の社会生活者として、冷たく臆病な「やさしさ」で生きる姿を映した」とされ、例えば、かぐや姫の「神田川」などがその例とされています。

女性の視点から見ると、「瀬戸の花嫁」は「嫁に行く」結婚という日本的強迫観念を埋め込んでいると分析され、また、カルメン・マキの「時には母のない子のように」や井上陽水の「傘がない」などが、当時の女性の葛藤や社会的な制約を表現しているとされています。

著者は、作詞家阿久悠の作品を「強制的異性愛の呪縛とその超克を核心的な主題とした」と評価し、山本リンダの歌を「性的役割を流動化したバイセクシャルソング、異性愛からの解放の歌」と位置づけています。

また、日本のアイドルグループ化現象について、著者は「個人性の抹消や集団主義に向かっている」と指摘し、視覚偏重主義やルッキズムの進行を懸念しています。

歌謡曲を通じて、1970年代の日本社会におけるジェンダー観や社会的価値観の変遷を深く掘り下げた研究書であり、当時の歌詞やメロディーがどのように時代の精神を映し出していたのかを考察しています。

演歌CD、歌謡曲DVD等の買取について

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