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創られた 日本の心 神話  演歌 をめぐる戦後大衆音楽史の参考買取価格

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[演歌]創られた 日本の心 神話  演歌 をめぐる戦後大衆音楽史

2010年10月に発売です。

[著者や編集者など]

・輪島 裕介

参考買取価格は100円です。

2025年11月17日時点の参考買取価格です。

「演歌=日本の心」という固定観念に疑問を投げかけ、戦後日本における演歌ジャンルの成立と再構築の過程を丹念に解き明かした一冊です。

本書はまず、演歌という言葉やジャンルが、明治期の「歌による演説」的な意味を持っていたことを想起させながら、昭和初期には衰退したものの、1960年代後半に別の文脈で再び台頭し、やがて「真正な日本文化」として語られるようになった過程を明示しています。 著者は膨大な資料と具体例を駆使し、演歌が”もともとあった伝統”ではなく、ある時代・文脈によって「つくられた神話」でもあるという見方を提示しています。

内容的には、戦後大衆音楽統制、レコード産業の拡大、歌唱スタイルの変更、歌謡曲との関係性、メディアの変化、そして演歌としての自己定義がどのように構築されたかを時代順に追う構成になっています。特に昭和40年代以降、レコード歌謡やテレビ出演、プロデューサー/歌手/作家といったプレイヤーの役割、音楽産業のマーケティング戦略も含めて分析がなされています。

読者にとっての特徴的な視点として、例えば大衆の記憶や「郷愁」「人生の哀愁」といった演歌イメージが、実際には音楽産業や文化政策、市場の要請によって形成されたものであるという指摘があります。読者の「演歌は昔からあったもの」という感覚を根底から問い直す資料的・思想的な枠組みを本書は提供しています。

著者・輪島裕介氏は1974年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。音楽学の視点から戦後大衆音楽を研究しており、本書によって2011年には第33回サントリー学芸賞を受賞しています。

演歌CD、歌謡曲DVD等の買取について

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