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DC Finest The Joker The Last Ha Haの参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[アメコミ]DC Finest The Joker The Last Ha Ha
2026年4月に発売です。
[著者や編集者など]
・O'Neil
・Dennis
・Denny
参考買取価格は3,280円です。
※2025年10月27日時点の参考買取価格です。
TheJokerという悪の象徴を、複数の時代にわたって俯瞰・再構成した作品集として、贅沢な読み応えを備えています。まず本書に収録されたストーリーの概要を整理します。出版社による説明によれば「ゴッサムの狂気の背後に立つ唯一の名を集めた」コレクションで、ジョーカーがなぜ数十年にわたってDC最大級の敵役であり続けたのかを示す様々な物語が収録されています。
具体的には、1975年刊のシリーズ「The Joker」全編およびその後のモダンなシリーズを含む復刻が行われています。収録対象として、Batman #251、#260、#286、#291-294、#321、DetectiveComics #475-476、#504、JusticeLeagueofAmerica #77、WonderWoman #280-283、TheBraveandtheBold #111,118,129-130,141、そして「The Joker」#1-10を含むと案内されています。
本書が魅力的なのは、単なる「名作を集めました」というアンソロジーではなく、ジョーカーのキャラクター像を時代を横断して整理・比較可能にしている点です。初期の「踊る悪党」から時代が進むにつれて「計画する狂気の犯罪者」へと変化する流れが、各収録作を通じて自然に読み取れます。1970年代のスカーフェイス的ジョーカー作品から、近年の「インフィニット・フロンティア」以降に派生するグローバルな活動を描いたものまでを収録することで、キャラクターの変遷を辿る資料としても優れています。
また、本書は整理されたシリーズ〈DCFinest〉の一環として刊行されており、このシリーズ自体が「廉価かつ大型のペーパーバックで、人気キャラクターや時代・ジャンルを横断的に再収録する」ことを目的としています。 そのため、本作も単品の読み物以上に「ジョーカー研究」や「ヴィラン像研究」として深みを持ちます。
さらに執筆者・作画陣にも注目したいです。例えば、デニス・オニール等が脚本を手掛けており、フランク・スプリンガー、ジョン・カルナンらが作画を担当しています。歴代の名作クリエイターが手を掛けた作品を収録しており、その意味でも「アーカイブとしての価値」が高いです。
読書体験としては、ゴッサムの舞台、バットマンとの関係、そしてジョーカー自身の変遷を「一冊で俯瞰できる」という点が大きな魅力です。例えば、誕生日パーティを舞台にした殺人ゲーム、魚を商標登録するというナンセンス&悪意を併せ持った犯行、バットマン殺害裁判といったエピソードが「狂気の喜劇王」としてのジョーカー像を際立たせています。
ただし注意点として、本編が英語出版であるため、英語読解力がある程度必要です。収録話も複数シリーズからの再録ゆえに、初登場作品や時系列に関して「どれがいつの話か」を把握しておくとより味わいが深まります。さらに、ヴィラン主役構成のためバットマン視点・正義側視点のドラマに重きを置いた構成とはやや異なり、ジョーカーの「悪の享楽」や「狂気」が中心に据えられています。
アメコミ等の買取について
商品には通常JANコードと言われる商品識別コードがつけられています。JANコードは、数字で始まる13桁のバーコードです。ケースの裏表紙や帯などに記載されています。(例:4988012345678)JANコードがあれば、ほとんどが買取できます。JANコードがなくとも、買取できる場合もあります。コードが存在するのに、記載されていないことも多々あるからです。買取できるかどうか調べたい場合、お気軽にお問合せ下さい。




