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占領下の日本 カラーフィルム写真集の参考買取価格

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◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[写真]占領下の日本 カラーフィルム写真集

2025年9月に発売です。

[著者や編集者など]

・衣川 太一

参考買取価格は960円です。

2025年11月13日時点の参考買取価格です。

終戦直後の占領期日本をカラー写真によって捉えた、極めて貴重な資料写真集です。編著者である 衣川太一 氏が、米軍将兵が撮影したコダクローム・カラーフィルム約1万3千カットに及ぶ原資料から厳選した100カットを収録しています。 通常、終戦直後の日本の風景はモノクロ写真を通して「モノクロ=貧困・荒廃」というイメージで語られてきましたが、本書の写真では青空や鮮やかな洋服、昭和20年代の市街地・日常風景がカラーで再現され、その印象を根底から揺さぶります。

衣川氏は「空は青く、町は色彩にあふれていた」と表現し、カラーだからこそ伝わる当時の「色」を読み解く視点を提示しています。 写真には、進駐軍の米兵が私的に撮影したものが多く含まれ、公式記録では捉えきれなかった市井の足跡・着衣・風景・商店風景などが写し出されています。例えば、銀座の街頭に「TOKOROZAWA」などの基地関連標識が掲げられていた様子、戦車が皇居前に待機していた状況、闇市に並ぶ切り身のマグロなど ―― そうした一瞬がカラーで記録されている点が、本書のユニークな魅力です。編集にあたっては資料の状態にも配慮がなされており、褪色の少ない良質なスライドフィルムを選別し、当時の発色をできるだけ忠実に再現するよう扱われています。 また、写真集のフォーマットとして、1カットにつき撮影年月・撮影地・撮影者や状況などの情報も可能な限り添えられており、写真史/日本戦後史を読み解く副資料としての価値も高いです。

本書を眺めることで、占領期の日本という時代が持っていた「色」という側面に目が開かれ、従来語られてきた「灰色の時代」というイメージでは捉えきれない多層性が明らかになります。例えば、庶民の洋装の様子、進駐軍の存在が当たり前にあった街並み、国内外を問わず流通していた消費モノの姿といった「日常風景」が鮮やかに浮かび上がってきます。

写真集としてのサイズも「大型本」に相応しく、図版一枚一枚をゆっくり確認できる構成となっており、史料価値・鑑賞価値ともに高いものとなっています。写真好き・戦後史・資料史に関心のある方にとって、視覚面からの新たな切り口を提供する一冊です。

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