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運慶講義の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[建築]運慶講義

2025年8月に発売です。

[著者や編集者など]

・山本 勉

参考買取価格は1,275円です。

2025年12月1日時点の参考買取価格です。

仏師・運慶の生涯と作品を、最新の研究成果をふまえて語る一冊です。著者は仏像彫刻史研究の第一人者である山本 勉氏。作品制作の背景となった平安末鎌倉初期の動きや政治・宗教の転換期までを見渡しつつ、運慶の彫刻表現や工房の成立・変容にまで光をあてています。

本書は「講義」と名付けられており、運慶作品を制作年順・テーマ別に10講構成で整理しています。例えば「南都復興期の運慶」「永福寺/浄楽寺期の運慶」「興福寺北円堂と運慶工房の充実」などが設定されており、制作背景から「鎌倉新様式」と言われる造形への展開までを丁寧に追跡しています。 また、「運慶年表」が付属していて、運慶とその時代を時系列で把握できる点にも配慮がなされています。 著者独自の調査・博物館勤務経験に基づいた考察も散見され、例えば現在 大日如来坐像 を所蔵する館などの調査実績にも触れています。

彫刻史・美術史の学習を進める人はもちろん、寺社建築や造仏を軸に建築学・宗教史に関心を持つ人にも有用です。運慶を単なる名仏師としてではなく、造像の社会・政治・宗教的な枠組みのなかに位置づけて理解したい方に適しています。仏像作品を現地で見る際、「なぜその形式・構図になったのか」「どのような工房・背景があるのか」を踏まえて鑑賞したい場合、本書が立脚点になります。

作品の図版や専門用語が一定数含まれており、美術史や彫刻技法に馴染みがない場合、事前に仏教美術の基本知識を整理しておいた方が理解が深まります。また、講義形式で章が構成されているため、アカデミックな文章表現・分析重視のスタイルとなっており、軽い読み物を求める方には向かない場面があります。

建築という観点から見ると、運慶が手掛けた仏像は寺院建築・院政期の造営・鎌倉幕府の宗教政策など建築と密接に結びついており、本書はその交点を浮かび上がらせています。例えば、東大寺大仏殿院の造像期や興福寺北円堂における造像が、建築配置・院の諸構造とどう関連していたかを明らかにしています。 建築遺構や修復史と仏像制作のタイミングを照合して理解したい建築研究者や実務者にとっても興味深い資料です。

作品制作だけではなく、その造る場・置かれる堂・信仰環境・制度的背景まで丁寧に扱っているため、建築史・造仏・寺院建築の絡みを総合的に把握できる内容です。上記のように読み進めることで、単に「運慶=仏像」という枠を越えて、院政期の建築・社会・彫刻の融合点を探る契機にもなります。

デザイン本、建築雑誌等の買取について

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