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世界の食器図鑑 歴史・技法・名品の参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

2025年9月に発売です。
[著者や編集者など]
・加納 亜美子
・玄馬 絵美子
・米山 明泉
参考買取価格は2,280円です。
※2025年12月8日時点の参考買取価格です。
和洋の食器を素材・技法・デザイン・歴史という観点から総覧できる、ビジュアルに優れた一冊です。監修は陶磁史研究家として知られる加納 亜美子、著者に玄馬 絵美子・米山 明泉という体制で構成されており、食器に対する専門的な知見が随所に反映されています。
「第1章 食器の基礎知識」で原料、釉薬・顔料、成形や装飾技法といった製作に関わるプロセスが豊富な写真とともに解説されており、食器をただ眺めるだけでなくその「しくみ」まで理解できます。 続く「第2章 食器の歴史」では、彩文土器や古代ペルシア陶器から中国の白磁、マヨリカ、ボーンチャイナに至るまで、食器の発展を地域・時代横断で整理しています。
欧州の名窯ブランドと日本の「第4章 日本の食器」では益子焼・九谷焼・瀬戸焼・信楽焼・備前焼・波佐見焼・薩摩焼・やちむんといった主要な陶産地のやきものが紹介されており、和洋を対比しながらそれぞれの特色や流通・交流の背景を知ることができます。
矢車菊・フルール・ド・リス・アカンサス・ミルフルール・ランブルカン・ウィローパターン・唐草・芙蓉・青海波・麦藁・宋胡録など、装飾モチーフに焦点を当て、デザインの語彙としての食器の魅力が展開されています。 最終の「第6章 食器の楽しみ方」では、食器の種類、選び方、組み合わせ方、取り扱い・収納方法もよく整理されており、実用的な視点も備えています。
本書の特徴として、和食器と洋食器が同じ図版空間で比較されている点が挙げられます。従来は分けて紹介されることが多かった両面を一冊で扱っているため、例えば素材や技法の流れ、国をまたいだ影響関係が視覚的にも理解しやすく構成されています。 また、見開きでの豊富なカラー写真、実物写真とレイアウトの工夫により「眺めて楽しむ」要素も強く、デザイン・食器好きの入門書としても優れています。
読者にとって特に有益なのは、製作の「なぜ」に迫る技法解説と、食器に宿る文化的・歴史的背景までの掘り下げです。例えば「なぜボーンチャイナが誕生したか」「ヨーロッパの磁器技術がどうして発展したか」という問いに対して、具体的な窯名・時代・素材の変遷を伴って提示されており、食器を単なる器としてではなく文化の産物として捉える手助けになります。資料として、インテリアやテーブルコーディネート、あるいは陶磁器収集にも活用できる構成になっています。
いるものの、全体で224ページというページ数から、各項目を極めて詳細に網羅しているわけではありません。むしろ「広く浅く」を意図したビジュアルと解説のバランスをとった設計になっていますので、専門研究に深く立ち入るには別途専門書が必要となります。
デザイン本、建築雑誌等の買取について
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