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ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲全集の参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。
1990年8月に発売です。
[アーティスト名や作詞・作曲者など]
・ボロディン・カルテット
・ショスタコーヴィチ
・ボロディン四重奏団
参考買取価格は1,260円です。
※2016年8月24日時点の参考買取価格です。
ドミートリイ・ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集は、20世紀最大の交響曲作曲家として知られる彼の重要なジャンルの一つです。ショスタコーヴィチはソビエト連邦の共産党政府による制約の中で作曲活動を行っていましたが、弦楽四重奏曲では比較的自由に創作することができました。彼の弦楽四重奏曲第1番は1938年に作曲され、これが彼の弦楽四重奏曲の最初の作品です。全15曲の四重奏曲には、ユダヤの影響を受けた作品や自身のイニシャルを音名に織り込んだ作品、ジャズの影響を受けた作品などが含まれ、彼の多様な作風を反映しています。
1945年に結成されたロシアの名門クァルテットであるボロディン四重奏団による演奏は、高い評価を受けています。「ボロディンSQなくしてショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は語れない」との絶賛が寄せられており、初代ヴィオラ奏者には名指揮者ルドルフ・バルシャイが在籍し、その後もメンバーチェンジを繰り返しながら現代に至るまで名声を保っています。
ボロディン四重奏団の演奏は、ダイナミックなレンジと諧謔的で複雑なリズムが特徴的で、熱いメッセージ性を感じさせるものと評されています。ただし、過去のボロディン四重奏団が持っていた重苦しい雰囲気は、新世代の演奏では希薄になっており、冷戦時代の雰囲気を持つショスタコーヴィチの作品を望むリスナーには物足りなさを感じさせることもあります。それでも、1960年代に録音されたものであり、その時代のショスタコーヴィチの作品に対する解釈が感じられます。
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は、第二次世界大戦が終わった20世紀中盤に生まれた作品群であり、ベートーヴェン以来の金字塔とされています。彼が第1四重奏曲を書き上げた1938年には32歳で、大変な苦悩の末にこのジャンルに臨んだことが窺えます。これらの作品は、ショスタコーヴィチの交響曲と同数である15曲からなり、彼のライフワークとも言えるジャンルです。
クラシックCD、ジャズCD等の買取について
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