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シンフォニア バッハ作品集 IVの参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[クラシック]シンフォニア バッハ作品集 IV

2014年3月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・福田進一

参考買取価格は350円です。

2025年11月22日時点の参考買取価格です。

ギタリスト 福田進一 が、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作品をギター用に編曲・演奏した「シンフォニア ~ J.S.バッハ作品集 4 ~」です。バッハ作品をギター演奏可能な形に再構築する連作プロジェクトの第4集として位置づけられており、ギターならではの響きによってバッハの深い世界が新たに提示されています。

このアルバムの構成を詳しくみると、まず前半に「無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007」と「無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV 1008」が収録されており、いずれもギター編曲によって演奏可能な形になっています。 続いて中盤では「リュート組曲第1番 ホ短調 BWV 996」からの6曲が収められ、これは本来リュート用に書かれた作品をギター用に編曲したものです。さらに終盤では、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖から選ばれた小品6曲、そして「カンタータ BWV 156「我が片足は墓穴にありて」」からのシンフォニアによってアルバムが締めくくられています。

演奏者である福田氏は、大阪生まれ、1977年にヨーロッパに留学し、パリ・エコールノルマル音楽院、イタリアのキジアーナ音楽院で学び、1981年にはパリ国際ギターコンクールで優勝を果たしています。以降、日本を代表するギタリストとして、国内外でソロ活動や教育活動を展開してきた実力ある演奏家です。 この作品においても、ギターという一楽器によってチェロやリュート用に書かれたバッハ作品を「再提示」するという意欲的な試みが窺えます。例えば、レコーディングが行われた横浜みなとみらいホール付近のスタジオにて2014年1月20日、30日、31日に収録されたという記録があります。

音楽的特徴としては、チェロ組曲のような深くゆったりと構えた楽曲をギターに移し替えることで、その内省的な表情や構造の明晰さが新たな響きを帯びています。また、リュート組曲・小品群では、ギターの撥弦音の繊細なニュアンスとバッハのバロック的素材が交互に立ち現れ、聞き手に「原曲を知っていても新たに発見できる」体験を提供します。ライナーノーツによれば、この第4集で「無伴奏チェロ組曲」が一区切りを付けたことが明示されており、シリーズとしての到達点としての意味合いも持っています。

音質・収録時間としては、約1時間3分38秒という比較的充実した構成で、単一枚組としてバッハ作品をギターで体系的に聴くには十分なものです。 ギター演奏という観点からは、原曲のチェロやリュートの内声・低声の扱いがどのように再構築されているか注目すべき点ですし、バッハ作品の多声的・対位法的構造がギターという楽器でいかに表現されるかという点が、聴きどころとなります。

クラシックCD、ジャズCD等の買取について

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