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萬葉集釋注 文庫版 全10巻完結セットの参考買取価格

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[古典小説]萬葉集釋注 文庫版 全10巻完結セット

2012年2月に発売です。

[著者や編集者など]

・伊藤 博

参考買取価格は1,215円です。

2024年11月14日時点の参考買取価格です。

伊藤博によって注釈された文庫版の書籍セットで、古代から中世にかけての日本の詩歌集「万葉集」の詳細な研究と解説が含まれています。万葉集が約350年にわたって編纂された歴史的背景や、詩の内容、詩人たちの生涯と時代背景を深く掘り下げ、各巻ごとに異なる時代やテーマに焦点を当てています。

この文庫版は戦後の万葉研究の第一人者である伊藤博によるもので、隣接諸学との交流を通じて得られた多様な学問的成果を反映しています。例えば、白鳳期の詩を収めた巻一では、宮廷の儀礼や行幸に関連する「雑歌」と、万葉人の愛と死を歌った「相聞」「挽歌」が掲載されており、万葉集の基本的な構造となる三大部立に従っています。

全10巻の中で、特に注目すべきは、後期の巻十九と巻二十です。巻十九では、歌人家持が編纂に自信を持って臨んだ部分で、春愁の歌が特に有名です。巻二十では、奈良朝末期の官人家持の憂愁が色濃く表現されており、因幡国守家持の賀歌をもって万葉集が締めくくられます。

日本古典文学に興味のある研究者や学生、または万葉集の深い理解を求める一般読者にとって貴重な資料となります。また、新元号「令和」の出典としても知られるようになった万葉集への関心が高まる中、この文庫版はさらに注目されています。それぞれの巻が、万葉集の詩の背景や状況を生き生きと語る釈注とともに、新鮮な感動を提供します。

時代小説、歴史小説等の買取について

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