- 買取の特集(トップ)
- 学術書、岩波文庫高額買取品
ひとはなぜ戦争をするのかの参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

2016年6月に発売です。
[著者や編集者など]
・アインシュタイン
・アルバート
・フロイト
参考買取価格は295円です。
※2024年1月13日時点の参考買取価格です。
「ひとはなぜ戦争をするのか」という問いに対する考察は、アインシュタインとフロイトの往復書簡において深く掘り下げられています。アインシュタインは、戦争の根絶に関して国際機構を設立することの難しさを指摘しました。フロイトは心理学的な観点から、人間の内にある攻撃性を取り除くことは不可能だと述べています。しかし、文化の発展により人々の心が変わり、平和を愛する傾向が高まっていくことに希望を見出していました。
フロイトは、人間の攻撃性と破壊衝動を制御するための欲動を2つ挙げています。一つは自身を守り、生命や平穏を維持しようとする「愛の欲動」、もう一つは破壊や殺害を目指す欲動です。愛の欲動が強まることで破壊衝動が抑制され、共同体の中での一体感や帰属意識が高まると、破壊衝動は抑えられます。しかし、人間から攻撃性を完全に取り除くことはできず、戦争を起こさないためには、攻撃性を他の方法で発散させる必要があるとされています。
この往復書簡は1932年に交わされたもので、第二次世界大戦の7年前の出来事です。フロイトによると、戦争は自然世界の掟に則っており、生物学的には健全な現象であるとも言えます。しかし、文化の進歩は人間の心に変化をもたらし、戦争への憤りや嫌悪を高めることができるとも考えられています。
戦争の根絶は複雑な問題であり、人間の本質、文化の進歩、国際的な協力など、多くの要素が関わっています。アインシュタインとフロイトの往復書簡は、これらの問題に対する深い洞察を提供しており、今日でも多くの研究者や思想家に影響を与えています。
学術書、岩波文庫等の買取について
売りたいと思っていても、いろいろ疑問や要望があるかと思います。そのような場合、まずはお気軽にお電話下さい。専任のスタッフが、できる限りの対応をさせて頂きます。また、電話以外にお問合わせフォームも設けております。24時間365日、受付を行っております。パソコンに限らず、携帯電話やスマートフォンからもご利用頂けます。