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記録 ミッドウェー海戦の参考買取価格

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◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[ちくま文庫]記録 ミッドウェー海戦

2023年6月に発売です。

[著者や編集者など]

・澤地 久枝

参考買取価格は445円です。

2024年2月7日時点の参考買取価格です。

「記録 ミッドウェー海戦」は澤地久枝著による、ミッドウェー海戦における日米の戦死者とその家族の声を集めたノンフィクション作品です。1942年6月に行われた太平洋戦争の転換点となったミッドウェー海戦に焦点を当てています。日本とアメリカの戦死者数3418名を詳細に調査し、その一人ひとりの命が織り成す物語を紐解くことに成功しています。

約7年間に及ぶ壮大な取材と調査を基に、日本側3056名、アメリカ側362名の戦死者の生年、所属階級、家族構成などを突き止め、手紙やインタビューを通じて彼らとその家族の声を集めたものです。この取り組みにより、澤地は菊池寛賞を受賞しています。

澤地久枝は1930年生まれのノンフィクション作家で、早稲田大学第二文学部卒業後、中央公論社に入社しました。彼女は「妻たちの二・二六事件」「火はわが胸中にあり」「14歳〈フォーティーン〉」「昭和とわたし」など多くの著書を発表し、2008年には朝日賞を受賞しています。

日米の戦死者を詳細に調査し、彼らの生きた証と遺族の声を通じて戦争の実態を浮き彫りにします。第一部「彼らかく生き、かく戦えり」、第二部「戦死者と家族の声」、第三部「戦闘詳報・経過概要」、第四部「戦死者名簿」、第五部「死者の数値が示すミッドウェー海戦」という構成で、640ページにわたり展開されます。

ミッドウェー海戦を理解する上で貴重な第一次資料であり、戦争の悲劇を個人の物語を通して深く理解することを可能にします。戦死者一人ひとりの物語を通じて、戦争の真の顔と、人間としての尊厳や勇気、そして家族の絆の深さを垣間見ることができます。

学術書、岩波文庫等の買取について

たくさんたまったコレクション。保管場所が無制限であればいくらでもためられます。しかし、限界がくれば、いずれは手放す必要に迫られるかもしれません。どれも大事なものですから取捨選択は難しい。どのような基準で決めれば良いでしょうか?あまり観ていない、使っていないもの。でもまた利用するかもしれない。それに該当するものは、再利用されることがほとんどありません。本当に大事なものは、まめに見直すはずです。そして、もしも、再び必要になったら買い戻せばいいのです。思い切って処分しましょう。整理は大胆にするのがコツです。