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ドストエフスキ-の詩学の参考買取価格

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◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[ちくま]ドストエフスキ-の詩学

1995年3月に発売です。

[著者や編集者など]

・ミハイル・バフチン

・望月 哲男

・鈴木 淳一

参考買取価格は420円です。

2024年10月14日時点の参考買取価格です。

ミハイル・バフチンによる文学批評の本で、ドストエフスキーの小説を独特な視点から解析しています。バフチンは、ドストエフスキーの作品が持つ「多声性」と「カーニバル的要素」を通じて、彼の文学の深い理解を促します。多声性、つまり「ポリフォニー」とは、異なる声や視点が対話することで物語が展開される技法を指し、ドストエフスキーの小説における登場人物たちが独立した意識を持ち、それぞれが自由に表現する様子を指摘しています。これにより、一つの物語の中に多様な声が共存することで、リアリティと深みが増すとバフチンは論じています。

また、バフチンは「カーニバル論」という視点も提供しており、これは伝統的な秩序や権威を一時的に逆転させるカーニバルのような要素がドストエフスキーの作品に見られると分析しています。これにより、上下関係が逆転し、社会的な制約から一時的に解放される場面が描かれています。バフチンの分析は、ドストエフスキーのテキストが単なる物語以上のもの、すなわち社会的・哲学的問題を投げかける場として機能していることを浮き彫りにします。

ドストエフスキーの作品が如何にしてその時代の社会的および個人的葛藤を捉え、表現しているのかを理解する手助けとなります。バフチンの洞察を通じて、ドストエフスキーの深い人間理解と文学的技巧を新たな視点から見ることができます。

学術書、岩波文庫等の買取について

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