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落語ことば辞典 江戸時代をよむの参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[落語]落語ことば辞典 江戸時代をよむ

2004年10月に発売です。

[著者や編集者など]

・榎本 滋民

参考買取価格は150円です。

2014年8月2日時点の参考買取価格です。

江戸時代の落語に関するキーワードを集約した辞典です。著者の榎本滋民は、1930年から2003年まで生きた劇作家で、演出家としても活躍しました。彼は新派・新国劇や歌舞伎など多岐にわたるジャンルで名作を遺し、「落語小劇場」や「夢二恋歌」などの著書があります。一方、編者の京須偕充はソニー・ミュージックのプロデューサーとして活動し、多くの落語レコード・CDを制作しました。

豊富な知識と洒落心あふれる解説で落語の魅力を伝えることを目的としています。東京の国立小劇場で開催される落語研究会のプログラムに連載されていた「落語掌事典」を基に集大成されたものであり、読者に落語の世界をより深く楽しむための指針を提供します。

榎本滋民は、江戸文化の一端をなす「シャイネス」の気風、つまり控えめながらも独特のユーモアを持つ江戸の精神を重んじていました。彼はこの「シャイネス」を落語の心として捉え、落語愛好者にはこの精神を理解し、伝えていくことの重要性を訴えていました。榎本自身、生涯を通じてこの気質に殉じ、江戸文化や落語への深い理解と愛情を示した人物とされています。

知っておくべき落語に関連するキーワードや表現を詳細に解説し、落語を知る上での貴重な知識の宝庫となっています。例えば、「帳消し」などの語源を探求することで、言葉の背後にある歴史や文化を理解する手助けとなります。

国立国会図書館などの公的機関でもこの辞典についての記載が見られ、その学術的な価値が認められています。ただし、榎本滋民が自身で「落語掌事典」を一冊の書籍にまとめる意図があったかは不明ですが、彼の広範な江戸知識と落語への暖かいまなざしが本書に結晶されていることは疑いありません。

読者にとって、「落語ことば辞典 江戸時代をよむ」は落語を深く理解し、楽しむための必読書です。著者と編者の背景、江戸文化への敬愛、そして落語のキーワードを網羅する落語愛好家にとって貴重な辞典となります。

落語CD、歌舞伎DVD等の買取について

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