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広辞苑 第七版の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[辞典]広辞苑 第七版

2018年1月に発売です。

[著者や編集者など]

・新村 出

参考買取価格は3,015円です。

2025年10月27日時点の参考買取価格です。

10年ぶりとなる大幅改訂版であり、言葉に対する最新の基準を提示する国語辞典・百科辞典として位置付けられています。編集は言語学・文化史の研究者である新村 出氏が代表を務め、出版社は岩波書店です。

まず、その収録語数・構成・造本に目を向けると、本体「3216頁」に加えて「別冊付録424頁」が付属し、語数は約25万項目におよびます。これは前版から約1万項目の新加であることが公式に発表されています。 加えて、ページ数は前版から+140頁であるにもかかわらず、製本機械の限界とされる厚さ「約8 cm」に納めるため、薄紙を開発して対応したという造本上の工夫にも触れられています。

次に、「何が新しいか」という観点では、第一に新加項目の選定です。日常語・社会語・専門語・サブカルチャー用語など幅広く約1万項目を追加しており、具体例として「iPS細胞」「お姫様抱っこ」「婚活」「ブラック企業」など、近年定着した語が含まれています。 第二に、語釈と用例の見直しが挙げられます。古典からの語彙を再点検し、語義をより明確に書き分け、例えば「なでる・こする・なする」など類義語の微妙な意味の差異に対して語釈を明瞭化する編集がなされました。 第三に、用紙・書体・造本の「手触り」「めくりやすさ」「文字の読みやすさ」にもこだわりを持った改良がなされており、長く辞典として使用されることを想定した製本仕様と言えます。

また、この辞典の「辞典+百科」という併用性が重要な特徴です。国語辞典として見出し語の意味を簡潔かつ的確に示すこと、加えて専門語・用語・文化語など百科的な要素も含む構成を掲げています。公式サイトによれば、「その語釈が簡潔かつ的確であることに尽きます」として、インターネット時代に増えた言葉の氾濫に対峙するため、辞典としての役割が一層強調されています。

読者が活用する上でのポイントとして、「日常、学習、執筆、研究」のどの場面でもほぼ網羅的に使える言語資源であることが挙げられます。特に語義の見直しにより、言葉の意味を「なんとなく」ではなく「どういう意味か」を明確に把握できるようになっています。また、辞典によって「どの言葉が載っているか/載っていないか」も時代の風を映す指標となるため、収録語の傾向から現在の言語状況の一端をうかがい知ることもできます。加えて、別冊付録には「漢字小字典」「アルファベット略語一覧」「国語関係の公的資料」「手紙の書き方」などが含まれており、辞典の枠を超えて幅広く参照できる資料構成になっています。

辞書、辞典等の買取について

中古品を扱っているお店はたくさんあります。お店が違うと、得意なジャンルはそれぞれ異なってきます。大規模な中古ショップでは、取扱う種類が豊富なため、その傾向は低いです。逆に小規模だと、取扱う種類が少ないため、その傾向は高くなります。得意なジャンルであれば、お店の目利きにも十分期待ができます。また小規模な方が、スタッフも専門知識が高いことが多いです。ご自身の売りたい商品ジャンルがお店の得意ジャンルと一致するか確認する。まずは、これが高く売るための秘訣の一つとなります。