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どうしょうもなくヘヴィメタルの参考買取価格
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評論家としてもラジオパーソナリティとしても活動してきた 和田誠 による、1980年代初頭のヘヴィ・メタル文化に対する「切羽詰まった」考察とエッセイを収めた一冊です。 当時まだ日本において「ヘヴィ・メタル」が一般化しつつある時期に出版されたこともあり、熱量ある視点でメタル/HMシーンを切り取っています。
この書籍の特徴として、和田氏自身がラジオ番組「HEAVYMETALBOMBER」などを通じて、マイナーだが鮮烈なメタル・バンド/楽曲に触れてきた経験が活かされており、そのリアルな「血と汗」のメタル・カルチャー論が展開されています。例えば、米国トリオ・バンド SirLordBaltimore やドイツ・ジャーマン・メタルのムーブメントなど、典型的ながらも当時まだ「発掘段階」だったバンド群にも言及している点が挙げられます。
構成面においては、日本語の語り口で「怒・怒・どうなってんの?」という副題が示す通り、単なる歴史書や過去のまとめではなく「なぜ自分はこの音楽に惹かれるのか」「この国でこの音楽がどう受け止められてきたか」を著者の主観も交えて語る形式です。書誌データでは218ページ、18 cm判という体裁であることが確認できます。
この本を読むにあたっての楽しみどころとして、第一に「当時の生音」とでも言うべきメタル・シーンの空気感が文章から漂ってくる点が挙げられます。ラジオDJとしてマイナー・バンドを探し出し紹介していた和田氏の視点が、ただのヒット曲論を超えて「まだ知られていない轟音」への熱意を示しており、読者にとっては当時のメタル好きが持っていたマニアックな探索心を追体験できる機会となります。第二に、和田氏が日本国内でのヘヴィ・メタル/ハード・ロック受容の過程を考察している点です。例えば、80年代中期以降のジャーマン・メタルや北欧メタルへの展開なども言及されており、日本のロックファン/メタルファンがどのような道を辿ったかを知る手掛かりにもなります。
ハードロックCD、ヘビメタDVD等の買取について
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