ハードロックビデオ、ヘヴィメタル専門書等を買取り

ハードロック界で長年活躍してきたヴォーカリスト、グラハム・ボネットが率いるバンド＝グラハム・ボネット・バンドによる、イタリア・ミラノ郊外で行われた「Frontiers Rock Festival 2016」でのステージを映像＋音源で収めた作品です。

本ライブは、ボネットが過去に所属した名バンド群――レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、アルカトラズ、さらにソロ期の楽曲から幅広くセットリストを構成しています。 なかでも、「アイズ・オブ・ザ・ワールド」「オール・ナイト・ロング」「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」「アイランド・イン・ザ・サン」「ダンサー」「アサルト・アタック」など、ハードロック／ヘヴィメタル史に残るナンバーが次々と披露され、ライブならではの熱量と演奏力が光ります。

演奏メンバーは、グラハム・ボネットに加えて、ギターにコンラド・ペシナート、ベースにベス・エイミー・へヴンストーン、キーボードにジミー・ワルドー、ドラムにマーク・ゾンダーという布陣で、各メンバーの力量がライブ全体を支えています。

フォーマットとしては、ブルーレイ映像＋CD音源という組み合わせになっており、ライブ映像としてステージや演出を余すところなく楽しめる映像ディスクと、音だけでもライブのライブ感を味わえるCDディスクの両立が図られています。国内盤においては、CDの方にボーナストラックとして「ラヴズ・ノー・フレンド」が追加収録されており、通常のライブ音源以上の付加価値があります。

アーティストとしての背景を補足すると、グラハム・ボネットは1970年代からハードロック／ヘヴィメタルの世界で活躍してきた実力派シンガーで、レインボーやマイケル・シェンカー・グループ、アルカトラズなど名門バンドを渡り歩いてきました。 その蓄積されたキャリアをもとに、「自身のバンド」というかたちで今回のライブを収めたという意味でも、本作品は「ボネット作品の集大成的」な位置付けにもなり得ます。

ライブ録音・映像として観る際のポイントとしては、まずセットリストの幅広さ――過去の代表曲をほぼ網羅しているため、ボネットを含むハードロック・ファンには「ひとつの集約」として魅力的です。そしてバンドの演奏力・ライブでの統率も高く、スタジオ録音以上に生の「音」と「雰囲気」が伝わります。さらに映像ディスクであるため、ステージ演出・観客の反応・バンドの動きなど「視覚」でもライブ体験を得られる仕様です。

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