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ベーシストでありバンドANTHEMのリーダーでもある柴田直人の「生誕60周年」を祝して、2018年6月9日に神奈川県川崎市のライブハウス「クラブチッタ」で開催されたスペシャルライヴ METAL MAN RISING を収録した映像作品です。レーベルはワードレコーズ、2018年12月12日に発売されています。

収録メンバーが非常に豪華で、ANTHEMの現行ラインナップの森川之雄、清水昭男、田丸勇に加え、ANTHEMの二代目ヴォーカリストとしても知られる坂本英三、そして初代ヴォーカリスト前田「トニー」敏仁が登場します。さらに、柴田がANTHEM結成前に参加していたバンドBLACK HOLEの定リオ、荻野光生、そして日本のヘヴィメタルを代表するバンドLOUDNESSのギタリスト高崎晃も参加し、まさに「柴田直人祭り」とも言える一夜です。

映像の構成としては、まず柴田のベース・ソロで幕を開け、ANTHEMによるクラシック曲群、さらにトニー前田パート、坂本英三パート、BLACK HOLEパート、そして高崎晃＆LOUDNESS曲パートと続き、最後はANTHEM再登場でアンコール・オールメンバー参加による「BURN」まで収録されています。ボーナス映像として、ヘヴィメタル界の重鎮である伊藤政則、広瀬和生、ジョージ吾妻、グラハム・ボネットによるトーク「Talking about the METAL MAN」が収録されています。

収録時間はおよそ2時間13分。1080i映像・リニアPCMステレオ音声で、16:9画面サイズ片面二層仕様です。国内盤仕様で、日本語解説書も封入されている点もフォーマット好きには嬉しい要素です。

柴田直人のキャリアを網羅的に捉えたライヴ企画である点です。ANTHEMだけでなく、BLACK HOLE時代や、LOUDNESSとの共演という異色の組み合わせを含み、普段なかなか映像化されないレアなセッションが含まれています。ファンにとって彼の「足跡」を視覚・聴覚両面から楽しめる貴重な記録といえます。

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