ライブパンフレット、舞台パンフレット等を売るなら

豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナウイルス集団感染を発端に、災害派遣医療チームの奮闘を描いた事実をベースにしたドラマです。主人公であるDMAT指揮官・結城英晴を演じる俳優は小栗旬です。結城は現場に出られないもどかしさを抱えつつ、対策本部で指揮を執り、最前線と会議室の狭間で揺れる葛藤を表情豊かに演じています。小栗旬は当初、現場医師の役柄を想定されていたところを、40歳を超え、親となった自身の状況に合った指揮官役のオファーを受けたと明かしています。

対策本部と現場との間で立場が異なる厚労省職員・立松信貴との緊迫したやり取りや、ビデオ通話を介した窪塚洋介演じる現場医師・仙道との対立場面では、声のトーンやリアクションだけで相手の存在を感じさせる劇的演出が施されています。小栗旬がシーンを先に収録し、想像でやりとりを作り上げたという撮影手法からも役者としての幅と技術がうかがえます。

本作はDMATという災害医療専門のチームが、感染症への専門性を持たない中で、未知のウイルスに挑みます。そのリアリティ確保のため、医療現場出身のモデル人物たちへの取材を重ね脚本化し、実際の臨場感ある場面が多数描かれています。

撮影現場では松坂桃李や池松壮亮ら共演者から信頼を寄せられており、小栗旬自身も共演の松坂との緊密なシーン撮影は「追い詰められるような一週間だった」と振り返っています。その様子が結城と立松という役柄のやり取りと見事に重なり、演技にリアルな緊張感を与えています。

パンフレットにはキャストやスタッフの紹介に加え、小栗旬の背景や役作りの解説、取材を通じて見えてきたDMATの役割と実際の医療従事者からの証言が掲載されています。企画・脚本・プロデュースを担当した増本淳氏や、監督の関根光才氏による視点紹介、共演者との対談も含まれています。作品が描くのは単なる医療ドラマではなく、日常を守るために命を賭して闘った「名もなきヒーロー」たちの記録ともいえる内容です。

小栗旬はパンフレット内インタビューで「結城が指揮を執る意味や、その責任の重さを阿南英明先生ら実在のモデルから学んだ」と語っています。また現場とのコミュニケーションを想像しながら演じた背景も詳しく述べています。

パンフレット等の買取について

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