図録、画集、展覧会カタログ、美術専門書を買取できます。
美術館の会期中しか手に入らない展覧会図録や、作家の全貌を記録した画集、専門性の高い美術評論や資料集は、一般的な書籍とは異なり、その希少性や資料的価値が重要視される分野です。大判のハードカバーから限定発行のソフトカバー、国内未発売の美術洋書まで、発行部数や装丁、掲載内容によって一冊一冊の持つ価値は多岐にわたります。あおば堂では、リサイクルショップの画一的な査定では見落とされがちなこれら美術書籍の芸術的価値を、最新の需要や流通状況を踏まえ、プロの眼で正しく査定いたします。
図録、画集の買取実績
染付 世界に花咲く青のうつわ 2019
日本各地の染付陶磁を体系的に紹介した展覧会図録で、技法や意匠の解説も充実しており資料性の高い一冊です。大型本ならではの図版の見応えもあり、実用・鑑賞の両面で需要を見込んで査定しました。
身近なものの買取価格
美術館の展覧会図録や定番の画集を中心に、日々の査定現場で実際にお預かりする身近なタイトルの買取価格をご紹介します。
高く売るためのコツ
外箱や帯、輸送箱の有無を確認する
大型の画集や限定数発行の図録には、本体を保護する外箱や二重箱(輸送用の段ボール箱)が付属しているケースが多々あります。これらは単なる梱包材ではなく、作品の一部としてカウントされます。特に帯にのみ著名人の推薦文が載っている場合などは、帯の有無で価格が大きく変わることもあります。ボロボロに見えても、決して捨てずに揃えておきましょう。
開催情報や発行背景を意識してまとめる
図録や画集は、どの展覧会の展示構成や学芸的意図のもとで制作されたかが評価の分かれ目になります。会期が短かった企画展や、特定の美術館・ギャラリーでのみ頒布されたものは流通数が限られ、後年になって価値が見直されやすい傾向があります。複数冊ある場合は、展示単位で整理してまとめて査定に出すことで、内容の背景が伝わりやすくなります。
湿気によるページの貼り付きを未然に防ぐ
図録や画集に多いアート紙(コート紙)は、湿った状態から乾く過程でページ同士が貼り付くブロッキング現象が起きることがあります。いったん貼り付くときれいに剥がすのが難しく、大きな減額要因になりやすいです。結露や水濡れを避け、風通しのよい場所で保管し、状態が悪化する前に早めに相談するのが、価値を落とさないための最善策です。
絶版・品切れのタイミングを逃さない
特定の展覧会のためだけに刷られた図録は、会期終了後に増刷されることが少なく、市場から姿を消すと一気にプレミア化する傾向があります。特に近年、SNSで話題になった現代アートや、特定のサブカルチャーに特化した小規模な原画展の図録は、需要が急増します。もう読み返さないと思った時が、その図録が最も必要とされている高価買取のタイミングです。
図録、画集の買取対象
図録は写真、絵画、版画作品の解説を掲載した書物を指し、画集にはイラストも含まれます。
画集では、常設展や企画展を開催している美術館の画集、個展や企画展等の全集・全版画集が買取対象となります。
品物を並べて一覧化したものがカタログや目録となり、図録や画集と同様に当店では取り扱っております。
題材は芸術品、古典、骨董品等に限らず、漫画、アニメ、ゲーム等の幅広い範囲で取り扱っています。
地方の美術館や博物館の作品
美術館や博物館は東京都に多くありますが、実際に日本で最も多いのは長野県であり、山梨県や島根県等が続きます。
大小問わず、県立や市立の美術館、博物館等の図録、画集も積極的に買取を行っております。
例えば、千葉市美術館の江戸時代中期の浮世絵師である鈴木春信の図録「青春の浮世絵師」です。
図録、画集、カタログ等は当店では書籍扱い
当店では書籍について単行本、文庫本、新書等を買取しております。コミックや雑誌とは分類を分けております。
買取へお申込みをご検討頂けました際は、内訳を簡単にフォームへ入力する欄がございます。
一般的には図録、画集、カタログ等は書籍には分類されませんが、当店の取り扱い上では書籍として分類しております。
よくあるご質問
大型で非常に重い画集が数十冊あります。梱包や搬出時に注意点はありますか?
画集は1冊の重量が重いため、ダンボールに入れる際は立てて並べるのではなく、可能な限り平積みにして梱包してください。立てて入れると、輸送中の振動で背表紙に負荷がかかり、ページが脱落する(喉割れ)原因になります。また、箱の底が抜けないよう、ガムテープは十字に貼って補強をお願いいたします。量が多い場合は、複数箱に分けて無理のない重量で梱包していただければ幸いです。
表紙にマジックで名前が書いてある、または蔵書印がある場合は買取不可ですか?
記名や蔵書印がある場合は、状態不備としての減額対象とはなりますがお売りいただけます。特に資料的価値の高いものや絶版本であれば、相応のお値段をつけられるケースも多々ございます。ご自身で除光液や消しゴムを使って消そうとすると、表紙のコーティングを剥がしたり、紙を削ったりしてしまい、かえって状態を悪化させて価値を下げることが多いため、そのままの状態でご相談ください。
カタログレゾネや作品目録など、バーコードのない専門資料も買取対象になりますか?
はい、買取対象です。カタログレゾネ(全作品目録)は、研究者やコレクターが特定の作家を調べる際に参照する資料であり、市場に出回る数が少ないため高く評価します。また二玄社や求龍堂などの美術専門出版社による書籍をはじめ、ISBN(バーコード)のない古い特装本や限定本であっても、版元や発行背景、発行年を確認したうえで、一点ずつ専門的に評価いたします。
生前整理や遺品整理で出てきた大量の美術書も相談できますか?
もちろん可能です。生前整理や遺品整理では、専門書・大型本・全集などがまとまって見つかることが多く、個別に価値を判断するのは難しい分野です。当店では蔵書整理のご相談として一括でお受けし、内容や分野ごとに確認したうえで、ただの処分ではなく活かす整理を前提にご案内いたします。
買取できない図録、画集
図録別冊はセットが基本
図録本体とは別に冊子が付録している場合があります。文献目録や企画図録や解説資料等の種類は多岐に渡ります。
例えば、 奄美の高倉をイメージした田中一村記念美術館が提供する図録には写真資料、収蔵作品目録が付属します。
原則は本体とセットでお売り頂く必要がございますが、別冊単体でも買取させて頂く場合がございます。ご相談下さい。
郷土資料集や書院資料集や自費出版物は買取不可
ここでは政治や経済の資料集ではなく、地理、歴史等の社会的要素を含む郷土資料集や書院資料集等が対象となります。
一般書店へ流通していないと判断しました自費出版物もお売り頂けません。
義務教育過程の教科書の図録は買取不可
山川出版社や数研出版等から義務教育の教科書や参考書として販売されている図録はお売り頂けません。
日本史、世界史、物理、化学、生物、地学、国語便覧等の教科で出版されています。
美術館や展覧会のグッズはお売り頂けません。
美術館や展覧会や博物館にはミュージアムショップやスーベニアショップが併設されており、ミュージアムグッズやオリジナルグッズが売られています。
マグカップ、ストラップ、ハンカチ、ボールペン、Tシャツ等の多岐に渡りますが、グッズやノベルティ(販促品や記念品)は買取対象外となります。
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