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川瀬巴水木版画集の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[画集]川瀬巴水木版画集

2009年5月に発売です。

[著者や編集者など]

・川瀬 巴水

参考買取価格は2,180円です。

2014年10月22日時点の参考買取価格です。

川瀬巴水は1883年から1957年にかけて活躍した日本の版画家であり、新版画運動の代表的な人物の一人です。彼の作品は、詩情豊かな風景画によって特に知られ、夜景、雪景、雨景、日没や夜明けなど、日本の自然と風土を繊細かつ鮮やかに描き出しました。巴水の版画は、世界中の複数の美術館に収蔵されており、その芸術性は国際的にも認められています。

巴水は、版画作成への関心を深めたきっかけとして、1918年に伊東深水の木版画「近江八景」に感銘を受けたことが挙げられます。彼の初期の作品には、栃木県塩原の風景を描いた「塩原三部作」があり、これらの作品は好評を博し、以後、風景画の制作を主に行うようになりました。彼は、師匠である清方から影響を受けつつも、次第に自身のスタイルを確立していきました。

商業版画家としてのキャリアを積んだ巴水は、その経験を活かし、シンプルでクリアな線、大胆なイメージ、そしてリアリズムを追求する姿勢で知られています。特に、彼は自らが訪れ見た風景のみを描くことを旨とし、風景をありのままに捉えることにこだわりました。これは、巴水が芸術において誠実さを非常に重んじていたことを示しています。

巴水は、生涯にわたり日本各地を旅し、その土地土地の風景を描きました。彼の作品には、京都の平等院や奈良の二月堂、岡山の後楽園、宮島の厳島神社など、日本の美しい風景が数多く描かれています。

巴水の作品は、日本の自然美を繊細に捉えたものであり、見る者に深い感銘を与えます。巴水の版画には、彼自身の静寂と内省の世界が反映されており、それが彼の作品に独特の魅力を与えています。

図録、画集等の買取について

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