- 買取の特集(トップ)
- 図録、画集高額買取品
久米田康治画集 悔画展の参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。
久米田康治氏の画業26年にわたる集大成であり、2016年6月に講談社から発売された初の画集です。A4サイズの大判で、144ページに及ぶボリュームで構成されています。久米田氏がデビュー作「行け!!南国アイスホッケー部」から最新作「かくしごと」まで、ほぼ全連載作品のイラストを網羅しており、寄稿イラストや「化物語」「うる星やつら」などのレアなトリビュートイラストも多数収録されています。
ただ美麗なイラストを収めているだけでなく、各ページに久米田氏自身による「後悔コメント」が付されている点にあります。久米田氏は自身の画業を「悔いの多い画業」と表現しており、その心情が各イラストに対するコメントを通じて読み取れます。これは、作品への深い洞察だけでなく、作者の人柄や創作への姿勢を垣間見ることができる貴重な内容と言えます。
また、画集には美麗なピンナップも付属しており、久米田氏のファンであれば必携の図録となっています。ロングインタビューも収録されているため、久米田氏の創作の背景や思想、キャリアを追う上で非常に有益な資料です。
久米田康治氏は、「スタジオパルプ」「かくしごと」「なんくる姉さん」など、多様な作品を手掛けることで知られており、その独特なユーモアと深い人間洞察が多くの読者から愛されています。画集「悔画展」は、そんな久米田氏の幅広い作品群を一堂に会せた、ファンにとっては待望の集大成と言えます。
彼の作品を長年にわたり支持してきたファンはもちろん、美術やイラストレーションに関心のある方々にも魅力的な内容となっています。その独自性と作者の深い内省が表現されたこの画集は、現代漫画文化の貴重な一環として、多くの読者にとって価値あるものとなります。
図録、画集等の買取について
デフレが定着し様々なものが安く手に入る時代です。中古品販売も競争が年々激化し、刻々と価格が下がっています。中には上がるものもありますが、時間とともに下がるのが普通です。何十年も経てば、逆に価値が上がるかもしれません。それは中古品ではなく、骨董品という扱いになります。一般的なものであれば、利用し終えたら売りに出す。今の時代はこのスタイルが正しいように思います。また必要になったら買い戻す。または、借りるのでも良いのではないでしょうか?