プロレスDVD、剣道DVD、空手専門書類が査定可能

1993年6月17日に日本武道館で行われた「ルネッサンス・イン・BUDOKAN」における天龍源一郎と橋本真也のシングルマッチを中心に収録したDVD作品です。商品仕様としてはカラー映像、ステレオ音声、片面1層ディスク、リージョン制限なしという仕様になっています。収録時間は約89分です。

このDVDは、単に天龍と橋本の試合映像を収録しているだけではなく、シリーズ作品として「名勝負を発掘・復刻する」ことを趣旨としています。この対戦は両者にとって「初のシングル激突」という意味合いが強い一戦であり、世代を越えた対決、ライバル関係の始まりという位置付けられています。映像は当時VHSでリリースされたものをDVD化したもので、画角やテロップの表記などは当時の仕様のままで収録されています。

収録内容は天龍vs橋本の60分1本勝負をメインとし、そのほか複数の試合が収められています。具体的には「究極龍三番勝負 第1戦：ウルティモ・ドラゴン vs 保永昇男」「ディサイシブ・バトル：冬木弘道 vs 馳浩」「コール・アップ・ストーム：北原光騎 vs 蝶野正洋」「エキゾチック・スペクタクル：阿修羅・原 vs ザ・グレート・ムタ」などです。これらはシリーズを通して「見応えのある異種対抗戦」「注目カード」を添える意図が込められています。

天龍源一郎は耐久性と受けの強さを武器に長く激闘を重ねてきたベテラン選手で、この試合当時もプロレス界における「壁」的存在でした。一方で橋本真也は「破壊王」という異名を持つ新鋭で、重い蹴りと攻撃性を前面に出すスタイルを特徴としていました。両者の間には力と経験、世代のギャップが投影され、このマッチが後の両者のキャリアに大きな意味を持つ対決として語られています。この作品を通して得られる価値は、映像資料としての記録性と、天龍・橋本という二人の闘いの絆や変遷を象徴的に示す一点を映し出すことにあります。武道館の舞台、60分制という長尺フォーマット、そして映像演出を当時のまま残した点がファンにとっての「臨場感」を支える要素となっています。プロレスの歴史を振り返るうえで、映像アーカイブとしての存在感も強い一枚です。

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